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のある(地域性のある)インストラクションを行う。

 

(3) 誘客方法

 

(ア) 広告・キャンペーン
・広告・キャンペーンは、具体的には以下のようなものが考えられるが、個々のオートビレッジが行うだけではなく、将来複数のオートビレッジや一定水準以上のオートキャンプ場が整備され、ある程度のネットワークが形成された時には、県内のオートビレッジとオートキャンプ場が共同で行うとよい。○オートビレッジのパンフレットを、地元や主要都市の公共施設、登山・キャンプ用品店などに置かせてもらう。

 

○オートビレッジの広告を、アウトドア雑誌、特にキャンプ情報誌、RV情報誌に掲載する。
○利用が期待されるキャンピングクラブ宛に、ダイレクトメールを発送する。また、利用者の名簿リストを整理しておき、キャンプシーズン前にダイレクトメールを送付し、繰返し利用を促す。

 

(イ) イベントの開催

 

・中核的施設群におけるイベントとしては、オートキャンプやアウトドアスポーツの大会、ミニコンサート等、様々なものが考えられるが、オートビレッジ全体の各イベント等もインフォメーションボードなどで、随時知らせるようにする。また、自然観察会や、バードウォッチング教室、木工教室などは、季節毎に定期的に開催することが望ましい。
・さらにキャンプシーズン中には、朝市、物産展等、地域生産者団体と連携したイベントの開催を行うとよい。

 

(ウ)ファン、固定客づくり

 

・オートビレッジのファン、固定客づくりでは、リピート客の優待(さらに利用回数に応じて記念品が贈呈される等)、平日利用客の優待(利用料金の割引等)といったことが考えられる。
・全国のオートビレッジ(中核的施設群)や一定水準以上のキャンプ場間においてオートビレッジ・キャンプラリーの開催や、各施設ごとのスタンプがもらえるスタンプノートを作ることも考えられる。
・また、本オートビレッジ内において観光レクレーション施設等の共通割引券、優待券の発行、スタンプラリー等のイベントを行い、相互の利用促進を図り連携を促す。

 

 

 

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